「おとなしく、してれば平気だろ?」
耳元で囁いて、テマリの口を塞ぐ。
その所作に戸惑う間もなく、片足を持ち上げられ、直後に秘唇を襲う鈍い刺激。
「んっ・・・あぁ」
堪らず嬌声が漏れた。
いつもとは違う角度での挿入に、硬い分身が、狭い肉壁を奥まで入り込む。
火影邸内での秘め事。
いつドアが開くかわからない、緊迫感。
背中の向こうに感じる人の気配。
それらの要素全てが、更なる興奮を呼ぶ。
深まる快感の逃げ場はなく、2人の身体に還元されていった。
「テマリ、悪ぃ、もう、イっていい?」
荒い息遣いの隙間から漏れるシカマルの声。
そうして激しさを増した律動に、テマリも身を委ねた。
急加速、急上昇、そして、一瞬の浮遊感。
重なる密やかな叫びの後、ともに、果てた。
〜“彼”の憂鬱1/2より抜粋〜
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イラスト Life work erpさま